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gogo劇場版感想その3 5らしい逆転劇

なぜか最近はまってしまったプリキュアシリーズについてだらだら書いてみようかと思っています。

2024/0112345678910111213141516171819202122232425262728292024/03

前の記事で書いたように、私はある意味この映画は、5の23・24話のリプレイと思っています。
中盤はかつてのピンチシーンが頭を横切ったりしましたね。
☆ピンチタイム
りんとかれんは氷の平原ぽいところ(冷蔵庫らしい)でメガネと
こまちとうららは砂漠っぽいところ(オーブンらしい)で褐色と戦闘を開始します。
のぞみも謎の男()と戦闘開始。

しかし、イケメンらしく野郎どもはプリキュアの攻撃をかわしたり受け止めたりしては着々と反撃を加えていきます。どうやら攻撃を受けた箇所はお菓子になっていくみたいですね。つまりこいつらは眠り姫の後日談の料理人。メガネはファンネルみたいなオールレンジ攻撃、褐色はカードっぽい?物を投げてきたりと厄介。
「お菓子などん釣られてくるから、そのような目に遭うんだ」
「女の子は力がないな!」
とカッコつけつつ、着実に死亡フラグを立てるあたり悪役の鏡と言えるでしょう。
一方、シャボン玉のようなものに捕まっていたモフモフ3匹。そこにメルポがフォークもって登場。あっさり割れます。ミルクはココを助けに単独で行動開始。
ドリームも苦戦中。腕をつかまれその箇所がチョコレートになったりと分が悪いです。そこにナッツシロップメルポ登場。謎の男はチョコラと一緒に攻撃。吹っ飛ばされた4人はジュースの川へ落下。のぞみもそれを追って飛び込みます。

ジュースの川をポンプで汲んでいたお菓子の国の住人達ですが、ポンプの出が悪くなったので力込めると、流された五人が吐き出されます。
とりあえず危地は脱したのぞみたちですが、シロップはチョコラに騙されたと糾弾。彼女は泣いて去ってしまいます。さて、周りには王国お人達がいますがその中の女の子がお菓子をシロップに差し出します。とても優しい味がして美味しいみたいです。それはチョコラが作ったとのこと。こんな味を出せるチョコラが優しくないはずはないとナッツ。さらにメルポが女王に閉じ込められた封印を突き破るフォークを自分に託したのはチョコラと伝えます。シロップは気まずそうです。
のぞみはチョコラのところに向かいます。どうやらムシバーンと何者かが女王にとり付いて逆らえなかったみたいです。怖かったとチョコラは自分を責めますが、キュアドリームであるのぞみも怖いと話します。普段は五人一緒だけど今は一人。涙を浮かべて塞ぎ込みます。その手はいまだにチョコレート化したままですが、チョコラはその手をミラクルライトで直します。ミラクルライトは願いの橋渡しをするアイテム。チョコラの優しい気持ちがのぞみの手を直したのでしょう。ここテストに出ますからね。
のぞみはチョコラの優しさに励まされたのでしょう。のぞみは互いが大好きな仲間と女王を助けに行きたいといい、
「一緒に頑張ろう!」と手を差し出します。その手をとるチョコラ。
その二人の背後から自分が乗せて飛んでやるとシロップ。素直じゃない奴めw



☆絶体絶命タイム
さて、お城までシロップに乗せてもらい向かいますが、途中には件の男が待ち構えています。エネルギー弾の乱射をシロップは回避し続けますが、ついにドリームとチョコラが振り落とされ、ナッツシロップと別れてしまいます。
さて、城門の前には男が立っています。ドリームは毅然とした表情です。男によると4人はそろそろ完全にお菓子化してしまうそうです。褐色などは「つまみ食いしたいな」とかほざいています。だから、あんな目に…

「チョコラ、私の手を握って…震えているでしょう?でも私、みんなのためなら頑張れるから。チョコラもお母さんのためなら頑張れるよね」
キュアドリームことのぞみは本当に凄いです。さっき見せていたように彼女も本当は辛い状態なのですが、仲間、そして友達のチョコラのためなら毅然として立つことが出来ます。常に誰かのため立ち向かえる姿はまさに希望です。その姿はこれまで何度も仲間達を支え、今度はムシバーンに立ち向かう勇気がなかった少女に力を与えます。

でも、謎の男の力圧倒的みたいです。普段からこうしてくれれば…おっとw
格闘を挑んでは回避され、強烈な一撃でドリームは床を舐めさせられます。どんどんチョコレートになっていきます。その姿はプリキュアではご法度の血が可愛い衣装を染めていくようで、かなり強烈です。
そして他の四人は既にお菓子になってしまいました。ミントなどはレモネードを庇うようにお菓子になっていて、どんな惨劇が繰り広げられたのか想像できてしまいます。

さて、ドリームも敗北寸前。えげつない追撃の連打でもう戦闘力もない状態まで追い詰められた感じです。
まさに絶体絶命です。



☆プリキュアタイム
のぞみはこの状況にあっても頭にあるのは仲間たちのことなのが、圧倒的な暴力の中、心の中で彼らへの感謝と望みを涙を浮かべながら述べていきます。
「私、嬉しかった。みんなが私の誕生日をお祝いしてくれるって…嬉しかったよ。乾杯したりお喋りしたり、楽しいこといっぱいのパーティーにしようよ。どんなプレゼントよりも私、みんなのプレゼントがほしい。みんなと一緒にいたいの…りんちゃん、うらら、こまちさん、かれんさん…だから、みんなでケーキ食べようよ」

「しょうがないな…今日はのぞみの誕生日だもん。やっぱ、お願いは聞いてあげなきゃね」
「ええ、ほんと…のぞみには敵わないわ」

「ドリームの声が聞こえる」
「私達を呼ぶ声が…早く行ってあげなきゃね!」
「はい!」
当たり前のようにお菓子の中から立ち上がる4人。メガネと褐色には何が起きてるのかさっぱりな光景でしょう。視聴者の立場から彼らに言いたいことがあるとすれば「お前ら、早く逃げろ」です。

二組の少女たちは軽く握った手を合わせると、猛然とさっきフルボッコにしてくれたイケメンに挑みかかります。
そこから繰り広げられるのは徹底的に容赦がない攻撃です。ルージュが連打で敵の動きとガードを弱らせたと思ったらアクアの強烈な顔面への蹴り。さっき猛威を振るったファンネル攻撃を仕掛けてもなんとルージュが囮でそれらをひきつけ、逆にアクアは彼女とは男の挟んで反対側に回り込んでから飛び込んで一撃決めます。一箇所で固まってやられた経験を活かしたのでしょう。
経験を活かしてるのはもうひと組みも一緒です。力がないなとほざいた褐色とはもう足を止めた付き合いはしません。飛び込んでは一撃、反撃にはフォロー、そして同時に強烈な一撃を打ち込む。まったく動きが違います。
しかも、攻撃しながら口走るのは気持ちを伝えるのよパーティーをするのよとか、エクレアにレモンパイ!どら焼きを用意とか、その戦闘の激しさには似つかわしくないものばかりですw男達がなんだそりゃ!ケーキ食べて何になるとか戦闘中と考えればある意味自然な反論しますが、微妙に噛み合いません。仕方ないです。もうプリキュアたちは男達に猛攻しかけていても、既に心はドリームと彼女のための誕生会をすることで頭いっぱいなのですから。戦闘でありながら彼女達はある意味、相手を見ていません。討論はしてても根底からして何か違う感じです。

メガネにもうファンネルっぽいの使わせる余裕すら与えない間合いで間断ない連携を浴びせ続けるアクアとルージュ。再び顔面への蹴りをルージュが入れて、もう相手はタジタジです。二人は手を繋ぎ、思いを共有したのか同時に必殺技を放ちます。炎と水。二つの相反する激流に飲み込まれてメガネ沈黙。お疲れ様。

褐色は飛び掛るがミントに捌かれたところをレモネードの顔面パンチ、顎へのアッパー、さらに側頭部への回し蹴りという鬼畜コンボを浴びせられます。うらら怖すぎるw褐色なおも踏み止まって殴りかかるが、今度はミントに思いっきり投げ飛ばされます。もう寝てればいいのに立ち上がって光弾をマシンガンのように撃ちまくりますが全部ミントの両手で弾かれます。ここまで来ると先ほどまでの悪行三昧を忘れてしまうほど可哀想に思えてきます。ここもレモネードとミントは手を握って思いを共有して、必殺技のコンボで叩き潰されます。褐色、お前はよく頑張った。



☆源
怒涛の展開にいきなりの復活、さらには力量の逆転。見る人によっては( ゚д゚)ポカーンとなるでしょう。私もそうでしたw
でも、見返すとこれがまた納得できてしまうものなのです。
結局、プリキュアとはなんぞやと考えると、心に力が宿るものだと個人的には解釈しております。
お菓子化された4人の唐突な復活劇、これは明らかに自力での復活です。チョコラがドリームへの気持ちで彼女の手を癒したように、彼女達は自らの心によって悪魔の術を押し返したのでしょう。見方変えれば、お菓子となっても彼女達の心は健在だったと言うことです。
そこにのぞみの声が届きました。いや、本当に届いたか否かは、見るたびに解釈がぶれてしまっていますw
ガンダムのNTのように心が遠く離れていても言葉や心を飛ばせた説もあるでしょうが、私は5チームの特徴である以心伝心説を出来ればとりたいですね。
つまり言葉ではなく、離れていたとしても、のぞみの考えや気持ち
「私、嬉しかった。みんなが私の誕生日をお祝いしてくれるって…嬉しかったよ。乾杯したりお喋りしたり、楽しいこといっぱいのパーティーにしようよ。どんなプレゼントよりも私、みんなのプレゼントがほしい。みんなと一緒にいたいの…りんちゃん、うらら、こまちさん、かれんさん…だから、みんなでケーキ食べようよ」
に皆もたどり着いたからこそ、自らの心を奮い立たせたのではないかと。
そして前記事でも書いたように、彼女達は本当にのぞみを祝福したい、楽しんでほしいと思っていたはずです。一方で、のぞみも単独で戦っているだろう事を推測できたでしょう。

自分達に迫る危機では、心に方向性が与えられてなかった。ただの防衛本能です。しかし、そこにのぞみを祝いたい、助けたいという気持ちが加わった結果、彼女達の心に明確な方向性、のぞみのためにというしっかりとした目標が定まります。心が定まれば、それに力がついてくるのがプリキュアという存在。
悲劇なのは、それを真っ向から受け止める形になったイケメンたちですwのぞみFCと化した4人にとって、彼らはのぞみに至る障害です。
・のぞみを助けたい
・のぞみを祝いたい
・のぞみと一緒に喜びを分かち合いたい
・ちょっとは誕生会に食べる食い物目当ても入ってるかもw
に燃える4人にとっては容赦も手加減もする必要はありません。変な言い方ですが、敵を倒すための戦いではなくのぞみへ向かう際の障害だからこそ、徹底的な攻撃になったのでしょう。のぞみへの気持ちが強ければ強いほど、スーパーパワーも戦いにも力が入るのですから。

こういう誰かのためとか日常のため、それこそお菓子や遊び、そういうことで強くなっちゃうプリキュアの展開がとても好きです。力の源、それがはっきりしてるからです。
蓋を開ければ中学生の彼女達があまりマクロなもののために戦うのは、どうも違和感。本当に身近な小さくても大切なもの、目に入る手に入る範囲のもののために戦い、強くなっちゃうほうが説得力もありますし、共感できます。


☆変わるもの、変わらないもの
さらに冒頭でも述べたように、この一連のシーンは5の23・24話を思い出す展開もありました。

ピンチシーンなどは組み合わせは違いますが、2人ずつに分断され一度は敗北する。このあたりなどはカワリーノさん初出撃のときを思い浮かべましたね。
あの時は敗北→絶望の仮面。今回は敗北→お菓子とどっちも容赦ない展開。
しかし、前回は悪夢に心が折れ、絶望したが今回は自分で乗り越えた。心が強くなったとも成長したとも評価していいでしょう。

一方で変わらないのは彼女達が逆転する起点は、すべてドリーム、のぞみです。
24話でみんなに希望を与えたのはのぞみであり、今回も一種のぞみの呼びかけが転機となりました。
「私、嬉しかった。みんなが私の誕生日をお祝いしてくれるって…嬉しかったよ。乾杯したりお喋りしたり、楽しいこといっぱいのパーティーにしようよ。どんなプレゼントよりも私、みんなのプレゼントがほしい。みんなと一緒にいたいの…りんちゃん、うらら、こまちさん、かれんさん…だから、みんなでケーキ食べようよ」
再びですがこの台詞。のぞみはこの時、ひどいフルボッコに晒されており、最終的には涙まで浮かべてしまいます。声も悲壮そのものです。しかし、テキストに直してみるとこの台詞、優しくもあり心強さも内包しているようにも読めます。あの状況の中、のぞみはそれでも仲間達を思い、勇気付けようとしていた?と思うとなかなかに胸に来るものがあります。
そしてのぞみの気持ちを受け取るか思い至った4人はそこから本当の戦いを始める。今までに何度も繰り返してきた5人の形です。

以心伝心というキーワードは本当に5人を説明するときに重要だと思います。プリキュアになり、共に戦い、時に仲違いをした5人ですが、その中でのぞみは皆の希望であり続け、そして4人はのぞみに感化されていきます。
この戦いもそうですが、5のデスパラアとの二つの戦い、鏡の国、そしてGOGOラストバトルなどなど、5人は一緒であれ分断されているときであれ、まるでのぞみのように喋り、力強く戦っていきます。のぞみの心が皆の心を強くさせたり、一つにまとめたりする。
よく動画サイトとかのコメントとかだと5は揃うと強いとか目にしますが、私はむしろ逆に、例え分断され離れていても心を一つして戦うことが出来ることこそ、このチームの長所だと思っています。


続く
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