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5感想 こまちさん物語その2 (16・26・35話)

なぜか最近はまってしまったプリキュアシリーズについてだらだら書いてみようかと思っています。

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こまちさん感想第二段
見直してみると、色々書いてみたいことが増えてしまうから困る。

今回は夢をメインに書いてみたいと思います。
★小説家になりたい
図書委員で図書館の主状態のこまちさん。いやー読書家の彼女にとっては夢のような環境でしょうね。しかも、カウンターを実質、自分の物としてそこで執筆活動の拠点にしてる雰囲気ありw

小説家になりたい夢を持つこまちさん。本人曰く
「小さい頃から本が大好きで、毎日読んでたから、自分でも書けたらいいなって」
(4話)
との事。本読むのが好きだから、自分も書いてみたい。まあ、鉄板ですな。
実は彼女の夢。実はうららと同じでGOGOでその発端が描かれており、姉であるまどかさんのお礼に手紙書いて喜んでもらえたのが原因らしいです。
このあたり後付設定なのか、それとも手紙がテーマのGOGOに転用したのかは定かではありません。でも、あれですね。夢がテーマのプリキュア5。夢を持った原因を描かずに、それを探し、それに挑む姿勢だけで描ききると言うのは難易度高かったと思うし、やり遂げたことはすごいなと感心。

まあ、とりあえず、プリキュア5の時点だと彼女が小説家目指してるということだけが描かれています。
(実はまどかさんとのエピソード。なぜか5のものと勘違いしていましたw)



★投影
書くのが好きで小説か目指すこまちさん。でもナッツの件をはじめなかなか上手く行きません。
まあ、好きが動機で始めた夢です。そこには得意だったからとか、上手かったからと言う技術面が絡んではいませんでしたでしょうから、いざ目指すとなると色々問題も出てくるでしょう。こまちさん自身が読むのと書くのは大違いと言ってますしね、

あと個人的に思うのは、彼女は書き手であると同時に、作品内に自己投影をしているのでは?と思うときがある
投影、すなわち他者の中に自分の何かを自分の何かを写し出してみていると言うことです。この場合は作者であるこまちさんが書いた作品の中の登場人物かなにかに、彼女は己を見出してると言う感じかな?

それが直接的に描かれてるのは終盤においてこまちさんが自分とナッツをモデルに小説を書こうとしたところですね。恋愛小説に己と相手を持ち込み、書き上げる。最初の彼女は自分とナッツの理想的な関係をそこに描きたかったのではないか?

他にもそれっぽいシーンあるんですよね

・23話のこまちちゃん人形。
みんな大好き23話。こまちさんだけではなく、視聴者の皆様の心まで折りにきたプリティで怖いマスコットキャラ。
今見返すと、これ一人だけ特殊ですよね。他の御三方は幼女であれ、女優であれ自分自身です。その自分からの闇の告発だったから心がぽっきり逝っちゃった。
でも、こまちちゃん人形は彼女が幼い頃に書いた創作物です。いくら自分がモデルとは言え、自分自身ではない。まあ、お花畑に篭ろうと呼びかけるのは別人格でも可能でしょう。ですが彼女の心まで折ったということは、こまちさんは創作物の中に自己を見出している。もしくはこまちちゃんの言うことは正しいと思えるほど、感情移入してしまっているといえるのかもしれない。

・海賊ハリケーン
ネーミングセンスは微妙だと思いますがwこまちさんの自信作である海賊ハリケーン。
もしかしたら、この小説にも作中に自己投影をしていたのかも知れない。
『しかし、一人だけ絶望していない者がいた。希望に輝く瞳を持つその少年は力強く立ち上がって言った。「おしまいじゃないよ!」』
これは16話で彼女が書き上げた海賊ハリケーンの一文です。でも、ちょっと変えてみると
『しかし、一人だけ絶望していない者がいた。希望に輝く瞳を持つその少女は力強く立ち上がって言った。「大丈夫だよ!」』
自分の仲間の一人を表現するかのような文章に早代わりw
「主人公と仲間達に好感が持てる。主人公が鍵で扉を開け、希望に繋がるラストも悪くない」(35話)
海賊ハリケーンにはプリキュアになってからの自分と得た仲間達を参考にした部分があったのではないか?内容を詳しく説明するシーンはないから、確実とはいえないですが。
自分と仲間達が描写されていたかもしれない作品。それが酷評されたからこそ、彼女のショックは甚大だったのかもしれない。

あとは5の話ではないんですが、GOGOだとまどかさん話のときは姉妹の話を題材にしたり、ラストのシーンで出てくる小説のタイトルは『バラ園の仲間達』と、投影云々はともかくとしても、自分の気持ちや経験を題材にしたがる傾向はありそうだ。


私は投影自体なり感情移入が悪いことだとは思わない。自分と作中の人物がリンクする。それは小説の内容にリアリティを与えたりできるでしょうしね。
ただ、一歩間違えば、作者による自己の投影はただの自分の理想像の追求になってしまう。読者の評価ではなく、自分の評価を目指した作品になってしまう。
意外とナッツの感想であるこの作品でなにを訴えたいのかよく分からないと言うのは、海賊ハリケーンが作家の主観メインで書かれた作品だったことを示していたのかもしれない。



★こまナツ
そういう意味で、ナッツの本当の意味での客観的な感想は本当に有意義だったのだろう。ナッツの言うことが事実だと自分も理解できたからこそショックだったのだろうし。逆に彼が厳しい意見を容赦なく言う人と実感した後だからこそ、彼の少なくても評価した点は励みになったことだろう。

それは何も小説のことだけにとどまらない。
バカンス回。かれんさんの島でのプリキュア合宿でナッツとの交流…というか、勝手にこまちさんが盛り上がってるだけとは思いますがw彼女はナッツを異性として、はっきり意識する。
まあ、彼は登場時からイケメンでしたから、そういう面での意識は以前からあったかもしれません。それでもナッツの「こまちといるとなぜか安らぐ」という言葉や火傷を心配してくれるナッツに彼女はどんどん沸騰していくw
(ナッツはただ思ったことを口に出してるだけなのですがww)

そのナッツは責任感の強さ故にパルミエ王国を滅ぼす引き金を引いてしまった事に、とてつもない罪悪感を感じています。35話でナイトメアのブラッティさんにそこを突かれ、罪悪感のあまり自らドリームコレットを渡してしまいそうになりますが、そこでこまちさん
「夢を、夢を捨ててしまうつもりなの!?」
16話、塞ぎ込む自分に夢を諦めないでほしいと伝えたナッツの言葉をそのまま彼に返す。
「夢を諦めるな!ナッツさんが私に言ったことよ!パルミエ王国を蘇らせるんでしょう?それがあなたの夢でしょう!?」
ナッツを擁護し、彼を守るこまちさん。彼女の言葉と行動が、彼に自分を取り戻させた。
その後。夕焼けのナッツハウスの中でこまちさんに例を言うと同時に、彼女の夢を応援し続ける事を約束する。
そんな彼の不器用だけど優しさに触れ、彼女は彼に対する気持ちをはっきりと自覚する。

自分も支えられてるから、自分も支えたい。
私が前回の感想で書いたこまちさんの守る力の源。
彼女はナッツとの交流の中で恋愛感情を抱き、また彼の傷を知って支えたいと強く思うようになる。
夢を通して出会ったナッツに惹かれ、またナッツも(彼自身、こまちには恋愛感情はないと思う。ただ大切な人とは思ってるはずだ)彼女を夢を応援したいと思うようになる。

夢を追い求め、そこである種の衝突(16話)をした二人だったが、互いを知り、互いを励まし、夢を応援し合う。
結局はプリキュア5はいつもこの形に収斂されるわけだがw夢が違う者同士が互いを認め、励まし合う。5ファミリーの根底にある結びつきであり、基本形である。



★でも、そのままで終わらない。
夢への苦労と、その過程で手に入れた好きな人。
鉄板と言えば鉄板ですねwある意味、一番王道の夢物語を歩んでいると思う。

好きなことを夢としたい。カッコいい男の人と親しくなり、応援し合いたい。彼女の物語を見直してみると、プリキュアという非日常の送りながら、その実、もっともこまちさんぐらいの年齢の女の子が夢と恋愛と聞いて、空想しそうな物語を送っていると思う。
その点、彼女と同じぐらいの視聴者の女性だとかなり『感情移入』できそうなキャラクターではないかな?こまちさんという人物は。

でも、さすがプリキュア5。夢をただの憧れの世界では終わらせない、シビアな世界観を持つ物語です。
彼女は最後に一種の矛盾を突きつけられます。



続く
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