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5感想 こまちさん物語その3 (43話)

なぜか最近はまってしまったプリキュアシリーズについてだらだら書いてみようかと思っています。

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こまちさん感想第三弾
5におけるこまちさん担当回のラストである43話。「こまちの決意とナッツの未来」
こまちさんサブヒロイン説の根拠とも言える回w
ことプリキュア5においての個人回としては、最高の出来と言えるかもしれないと個人的。
☆白紙の原稿
夕日の差し込む図書室で、悲しそうな顔をしながら白紙の原稿とにらめっこのこまちさん。
明らかに元気がない様子。かれんさんが近くに来ていたのも気づかなかったようです。親友談によると、ここの所ずっとこんな感じみたいです。
ナッツハウスに向かいながら、自分も相談に乗ると申し出るかれんさんですが、どうも反応がよろしくありません。そこでナッツに相談してみれば?と提案すると
「駄目!…それは駄目…」
自分の問題だから、自分で解決しないといけないと自分に言い聞かせるように語ります。


☆おかしいこまちさん
ナッツハウス。店主の読書量に感嘆する仲間達。穿った見方すれば、店が暇とも取れますがwまあ、生活できるぐらいの商いができればいいのでしょう。
ナッツに言わせれば、パルミエ王国復興後に役立てたいためにコッチの世界の本を今のうちに読んでおきたいとの事。ピンキー集めも順調ですし、何より残り10話を切ってますw共通の夢の終わりを意識し始めているのでしょう。
だからこそ沈んでいる人が階段を上がってきます。

本の話題をしていたところです。うららがこまちの書いてる恋愛小説が完成したのか聞きます。
「それがどうしたのでしょうかー!?」
らしくない素っ頓狂な声を上げてうららの言葉を遮るこまちさん。落ち着くんだ。
無論、彼女はすぐに落ち着きを取り戻して、小さな声で行き詰っていること説明します。
なら私がアドバイスする!とのぞみさんハッスル。
「のぞみに書いてあることが理解できればの話ミル」
「そもそものぞみにアドバイスできるぐらいなら、こまちさんとっくに解決してるもんね」
二人のツッコミにガックリ。
(できない子の自覚あるのに手を上げたのは、やっぱ彼女がおかしいことに気づいたからなんだろうな。やっぱ優しい子だ)
一方、その恋愛小説のモデルが前から気になってるうららは再び尋ねます。
創作上の人物と説明しながら、ある人物に視線が行ってしまいます。追及が怖いのか、彼女は一足先に帰りますが、その様子をかれんさんはずっと見ていました。


☆ナイトメアの本部…
以下略。いずれw


☆ラストシーン
「最初のうちは熱に浮かされているようだった。何か表現したいって気持ちでいっぱいで、抑えられなくて…でも、書き進めていくうちに、だんだん…」
次の日でしょうか?再び、図書館に訪れたかれんさんに語りだすこまちさん。
「書くんじゃなかった…夢は叶えて上げたい。自分にできることは何でもしてあげたい。それが彼の為なら…」
あまりの憂鬱に思わず本音を漏らしてしまう少女。無論、小説の話だと彼女は誤魔化しますが、やっぱり話し続けてしまう。夢を叶えたら、彼とは別れなくてはならなくなってしまう。
「ラストシーンなんて来なければいいのに」
「ラストシーンがどうなるか、私には分からないけど…それはこまち次第じゃないかしら?そんな気がする。こまちが変わればラストも変わる…小説の話」
やっぱ5の距離感がいいわ。倒れそうな人を真後ろで抱きとめるではなく、斜め後ろから肩に手を置いて支えるような関係。話が逸れた。



☆その頃、ナッツハウスでは
のぞみとうららがナッツに詰め寄って、こまちさんの相談に乗ってあげてとまくし立てています。相談にこれば応じるが、こまちが来ないのでは仕方がないとナッツ。まあ、正論です。
ナッツを守ろうと飛び掛ってくるミルクを振り返りもしないで防御するのぞみ。さすが伝説の戦士である。そんな彼女はナッツを冷たいと言い、ナッツは逆にお節介と反論。
こまちさんの様子がおかしいのと気づいてるのはのぞみだけではなく、りんちゃんもうららも同じです。でも、そんな彼女達も真正面からこまちさんに問い詰めないあたり、自分達がやっているのはお節介、というより立ち入って良い話題ではないことは分かっているのでしょう。だからこそ、小説のことで彼女によくアドバイスするナッツに頼んでいるのでしょう。
ココだけではなく、ナッツハウスについたかれんさんも、もう少し見守ってほしいと言います。こまちなら自分で何とかすると。そこでナッツを見るかれんさん。


☆公園にて
一人で公園のベンチで座り込むこまちさん。のぞみたちに少し感化されたのか、ナッツが来ます。顔が赤くなるこまちさんですが、ナッツの相談に乗ると言う言葉でも自分の問題としかいません。でも、ナッツは彼女の気が向いたらいつでも相談に乗ると言い、隣に座ります。

こまちは、なぜ自分に優しくしてくれるのか?いつも支えてもらってばかりの自分が優しくされる資格がないと言います。
でも、それはナッツも同じです。自分は優しくも強くもない。夢も誰かに頼らなければいけない。だからせめて、自分のできることは自分でやっているだけと言います。
彼は言います。夢に向かって賢明に頑張っているこまちを尊敬し、そんな人が好きだと。
無論、異性としての好きを言ったのではない事は他の誰でもないこまちさんが理解しています。そんなナッツを好きになったのですから。

「大事なのは後悔しないことなんだろう?」
かつてこまちがかれんを励ます為に言った台詞。ナッツはそれをかれんから聞き、再びこまちに返します。
「安心しろ、みんなこまちの味方だ。みんなこまちを見守っている」
一人で塞ぎ込んでた自分を心配してくれた仲間達。当たり前です。元気がない仲間を見たら、そのままにしておけない人達であるのはこまちも知っています。ナッツの前で涙をぼろぼろと流す彼女。ちなみに、ここの涙のシーン大好き。話が逸れた。
「…私ったら自分のことばっかり…」
ナッツだけではない、自分の夢を応援してくれたのぞみや親友として支えてくれたかれん。りんにうららにココにミルク。いつも自分のことを支えてくれた人達の存在を忘れ、一人だけで悩もうとしたことを彼女は恥じた。

彼女は口に出すと全てが壊れてしまうかもしれないから、怖かったと言います。今の日常は彼女にとっては理想的ともいえる状況です。ただ、自分の胸の内を話したら、何かが壊れてしまう。あらゆる関係が変質してしまうかもしれない怖さ。だから、誰にも相談できず、つまり壁を作りつつあった。そんな自分の情けなさ。

でも、それはナッツも同じです。みんなも大なり小なり考えているでしょう。のぞみも次々回で夢の終わりに涙します。
「でも、こまちの未来はこまちのものだ。きっと、こまちに相応しいラストシーンが見つかるはずだ」
かれんさんと同じ台詞でこまちの未来を肯定するナッツ。悔しいけど、やっぱ良い男です。ですが、能天気で良いんじゃないか?と言いながら、我らがのぞみさんを引き合いに出すのはどうかと。ナッツハウスで盛大なくしゃみが起きます。


★自分次第
自分の思い描いていた理想とは違うかもしれない。
でも、なにを理想とし、なにが素晴らしいと思えるかは結局は自分次第。
「こまちも変わればラストも変わる」
どのラストシーンを選ぶこともできるし、例え悲しいラストになっても、それを素晴らしいものに昇華出来るはずだ。すべては自分次第。
それが分かってようやく彼女は秋元こまち個人としても、作家を目指す少女としても一歩先に進める状況が整ったのかもしれない。


☆VSハデーニャさん
さて、そんな中に野暮にも分け入るはナイトメアのハデーニャさん。既にそこで拾ったピンキーもゲットしていて上機嫌。上機嫌すぎて逃がしそうになります。ちなみにこの回のハデーニャさんは妙にコミカル。
恒例の妖精センサーですぐに駆けつけた4人。ハデーニャさんを無視して5人で変身。口上途中できられたハデーニャさんは怒ります。うむ、これは許せないな。ピンキーに仮面つけて、ぬりかべコワイナーに。

ハデーニャさんも呆れる倒れてはジャンプ、倒れてはジャンプな攻撃を繰り返すコワイナーのために、ドリーム・ルージュ・レモネードは追っかけられていきます。一方、ハデーニャさんはコレットを持つナッツに挑みます。すぐさまミントがカバーに入りますが、今日のハデーニャさんは確かに強い。ナッツを守ろうとするミントに、パルミエ王国を滅ぼしたナッツ庇ったら、お前達も同じ運命をたどるがオチとまくし立てますが、ミントにしてみれば、もうナッツにそんな思いをさせたくないのです。
ハデーニャの反撃のパンチをキックで防ぐアクア。かっこいい。今度は2:1でラッシュを仕掛けますが、後がないハデーニャさんは強い。さらには戻ってきた塗り壁コワイナーが急降下してきます。ミントシールドを張りますが、ハデーニャ+コワイナーの攻撃で割られます。



☆自分の為
またしても凹むミントさん。ナッツ一人守れない自らの非力さを嘆きます。パルミエ王国復活を目指すナッツたちの夢をくだらないと言い、ミントをお人よしと断じるハデーニャさん。

無論、それに反論するは彼女の役目です
「ナッツのやココたちの為だけじゃない!」
戻ってきた年少三人組。パルミエ王国復活は全員の夢とルージュもレモネードも加わります。
「だって、自分で決めたんだもん。自分の夢だもん。だから自分の為だもん!」
「そう、これは私達一人一人の為。後で後悔しない為のね…」
ミントに微笑むアクア。今日のかれんさんの親友っぷりは惚れ惚れする。

さて、コワイナーは両手を地に埋めて大きくジャンプ。街が一望できるぐらいの高度まで飛んでます。どうやら落下+腕の縮むのを利用した急降下で攻撃しようと言うみたいです。
さて、ここでドリームは逆にコワイナーの手を伝ってコワイナーに向かいます。数瞬、遅れてもう片方の手から彼女を追うルージュ。情熱のプリキュアのアシスト能力は異常。ドリームはさらにレモネードの名を呼びます。コッチも即応。さすがは以心伝心を体現したチーム。そして高く駆け上がっていくドリームの姿を眺めながら、先ほどののぞみとかれんの言葉を噛み締めます。自分の為と言う言葉を。

だが、ツワモノなハデーニャさん。即座にレモネードに抑えに掛かりますが、その一撃を片手で受け止めるはミント。2:1でも圧倒してたハデーニャは驚きます。
ミントが時間稼ぐ間に、レモネードはレモネードシャイニングでコワイナーを攻撃。落下中の攻撃で体勢を崩されたコワイナーの仮面を同時に攻撃するドリームとルージュ。コワイナー撃破。

そしてミントとハデーニャ。力比べでも一歩も引きません。そしてミントの頭上にはミント・リーフが輝きを放ちながら浮いています。ミントはハデーニャにドリームコレットは渡さないと言い切り、ナッツにも離さないように伝えます。弾かれた隙に一度距離をとるハデーニャの前には、明らかに今までとは違うミントがいます。
「そうこれは自分の為。自分にちゃんと接してくれる人達にちゃんと向き合う為に。どんな未来になったとしても、私がちゃんとしていられるように」
再び、格闘を挑むハデーニャは拳の乱打を浴びせようとします。だが、その全てを体は微動だにせずに腕だけで捌いてしまう。今の彼女は最強の盾です。誰よりも対するハデーニャがそれを思い知ってるでしょう。
「そう…私の為に…」

全てを吹っ飛ばしてやると叫び、突っ込んでくるハデーニャ。しかし、アクアがアクアトルネードでフォロー。ハデーニャの動きを止めます。あなた達の好きにはさせないというミントの叫び、悪夢の怪人の前にすっと降りてくるミント・リーフ。その輝きが最大限に高まったときに、それは撃ち出されます。ハデーニャはおろか、アクアトルネード、地面、森、全てを巻き込みながら突き進む、先ほどのコワイナーの巨体をはるかに上回る緑の巨弾。巻き込まれながらも間一髪ハデーニャは逃げ出します。そして後に残ったのは森の先まで続く、深く抉られた大地です。

プリキュア5は戦いの後は自己修復される世界です。その光景を呆然と見続けるミントの元に3人は集まってきます…あれ?
ドリームさん、木の枝に仰向けで引っかかっています。おなかの上では戻ったピンキーがぴょんぴょん。
誰か助けに行こうぜ(´・ω・`)


☆見つけるから
次の日とは思いますが、再び、夕日の差し込む図書室。一人で本の整理をしているこまちさんの所に再びかれんさんが訪れます。
原稿用紙がないことを尋ねると、当分は執筆活動をお休みするそうです。
でも、彼女は静かにですが、はっきりと親友に伝えます。
「でも、大丈夫よ、心配しないで。きっと見つけて見せるから…私なりのラストシーンを」


★恥じる
戦闘シーンも素晴らしいですし、こまちとナッツのシーンにはなかなか来るものがありますし、かれんさんをはじめ、こまちさんを心配する5ファミリーの姿まで描いたプリキュア5屈指の良回と言える内容です。

この回のこまちさんは最初から塞ぎ込んでおり、それを皆が心配しています。それを知り、彼女は自分のことしか考えられてなかった事を恥じた。誰かに心配されることは自分がそれだけ仲間達から大切に思われている証拠であり、逆に誰にも打ち明けずに、ただ隠そうと躍起になっていた自分を恥じます。

先の話ですが、GOGOの18話ではうららは泣いていたことを仲間達には伏せ続けます。しかし、うららにとって仲間達は自分が笑顔になれる場所であり仕事の辛さ、悲しみを持ち込む場所ではありません。仲間達もうららの夢への真摯さを理解しています。何より例え辛いことがあろうと、そこで諦める様な少女ではないことも分かっています。だからこそ、プレゼントを贈るという間接的なアプローチこそが、あの時の彼女達には相応しかった。

こまちさんの場合も本来は誰かが迂闊に介入すべき問題ではありません。お節介を焼こうとしたのぞみ達もそれは理解しているからこそ、彼女に直接的には言い出せなかった。小説のことならばとナッツに頼み込むことぐらいしかできなかった。
うららの場合はあの時期、既にこれ以上ないほど絆を築き上げていた5組だったからこそ、涙の件を持ち込まずとも、いつもの日常を繰り返すことができる。
こまちさんの場合は、彼女が自らの心を露にしない以上、それではかれん達の優しさも一方通行であり、無碍にしているに等しい。だからこそ、彼女は自らを恥じた。

ナッツやかれん、そしてのぞみ達に支えてもらっていることをここで再確認する。


★定まる心
夢とナッツとの事に関しても同様。
本来、物語に自分を投影しがちであったこまちさん。自分とナッツに最高に輝かしい姿をそこに描きたかったのだろう。
しかし、モデルたる自分は分かってしまった。このまま夢を追っていけば、いつかナッツと別れなくてはならないことを。今の微妙な関係とは言え幸せな時間が永遠ではない事を気づいてしまった。故にラストシーンを書くことを=夢を進めることができなくなってしまった。

自らを投影しがちな彼女にとって、小説家になるという夢は理想的な世界の追求だったかもしれない。
しかし、そんな自分を支えて応援してくれる人達がいる。
後悔しないように頑張る事、それをかつてかれんに伝え、そして今、彼女から自分に返された。夢を選び、進もうとしたのは自分自身だ。
どんな未来になろうとも、支えてくれる人達の為に、そして夢を追おうとした自分の為に。今できることを一生懸命に。

仲間達と自分の為。
仲間達の思いに応え、そして支えたい。こまちさんの守る力の源。
自分の為。夢に向かって進んでも後悔しない事。
心が定まれば力がついてくる。それがプリキュア。しかも今回は定めた心は二つ。倍盛です。
これじゃプリキュア的には圧倒的になるのは当たり前。この回の鬼神の如きキュアミントの強さに、やはりプリキュアは心の勝負という思いを強くしました。


★未来へ進む
私はこまちさんの物語は非常に女の子らしい物語だな、と思う。
子供達ってよくお絵かきしたり色々な物語を書こうとする。23話のこまちちゃん人形みたいに。そこには憧れや楽しいって気持ちを描き出したいのだろう。その意味で、こまちさんの夢って身近な自分の遊びにリンクした夢だと思う。
そしてナッツとのことも、まあ年頃の女の子なら普通に空想したいようなニヤニヤ展開でしょうw
だから、こまちさんがナッツとのことを小説にしようとしたところなんか、結構、共感されたのではないでしょうか?このあたり、たぶん男衆には理解できない性差だと思うw

しかし、プリキュア5の夢はひどく現実的です。
書いてみたらナッツに酷評。夢を追っていったら、彼との別れが近づいていった。無論、彼とのことを書こうとした恋愛小説も上手く行かなくなる。
投影が多かったこまちさん。恐らく、彼女の夢は憧れや理想を求める部分が多かったはずだ。
でも、現実の小説家になる夢も恋愛も、憧れや理想像のままのような輝かしいだけのものではない。夢に至るまでには挫折するかもしれない。出会って惹かれたとしても別れがあるかもしれない。
このあたりはのぞみやうららの物語にも言える事ですが、でも、特にこまちさんの物語には夢や憧れというのは、辛い経験、別れも内包しているのだと言うことを暗示してる気がしますね。


そしてこの回のラスト。彼女は今は小説を書かないことを選ぶ。
今までの彼女なら、小説にこうなって欲しい理想のラストシーンを描いただろう。でも、彼女は書かないことにした。
それは不確定な未来へ進む彼女の決断であり、またラストシーンを現実の自分で探す決意をしたに他ならない。
静かだけど、立派な決意表明だったと思う。

そんな彼女がどんなラストシーンを選んだのか、それは誰にも分からない。







ってか、GOGOで描くべきだろう!!オラー(▼皿▼メ)

ああ、恋愛描写削減が恨めしい…(-ε-)
別に恋愛ぐらいいいじゃん。昔、同じ時間帯でgdgd恋愛アニメやってたじゃん!
そういえば、ムカーディアやうらら父っぽい人が出ていた気がするな。

嗚呼、可哀想なこまちさん…
お菓子の国で一緒にやっちゃえば良かったんだよ!(なにを?)



続く
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