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5最終決戦感想その1 消化試合の始まり(46・47話)

なぜか最近はまってしまったプリキュアシリーズについてだらだら書いてみようかと思っています。

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さて、いよいよ5の最終回近辺の感想書きたいとは思うのですが、
なんか特に書きたいことがないんですよね(オイ)

つーかプリキュア5の物語を一気に見た私ですが、ぶっちゃけ最終決戦の消化試合の感がすごいw
出来が悪いとかじゃないです。盛り上がりがないわけじゃない。
ただ、これほど個人的にプリキュア達に不安要素がない最終決戦ってあんまりないと思うw
強いて言うならラスボス・デスパラ様との会話ぐらいでしたね。意表をつかれた感じなのは。
それでも2週目に見た際にはのぞみなら当たり前と思えたし…
☆簡単なあらすじ
というわけで最終決戦近辺の簡単なあらすじを
46話で最後のピンキーを手に入れた5組。直後、ブラッティさんに襲撃されるが何とか撃退。ブラッティさんは撤退後、全てのピンキーをプリキュア側が手に入れたことをカワリーノに漏らしてしまい、用済みと判断され黒の仮面を付けられて絶望の闇に落とされてしまう。
ついにピンキーが揃ったドリームコレットだがココに化けたカワリーノさんが潜入、思わずミルクがカワリーノに渡してしまい、奪われてしまう。

47話。ドリームコレットを手に入れたデスパラ様。これで念願の不老不死になれます。よかったね。でも、まだ希望を諦めてないプリキュア達が気に入らないらしい。
案の定、のぞみさんの希望によって再び前を向き始めた5ファミリー。ドリームコレットを探しに街に出ます。そんな彼らを24話で戦った闘技場?みたいな所に案内するカワリーノさん。
さて、デスパラ様やナイトメアの社員達が見守る中、カワリーノさんと戦い始めるプリキュア5ですが、その実力差は圧倒的。プリキュア5は成す術がありません。さらにカワリーノさんはミルクに照準合わせます。自身にドリームコレットを渡してしまったミルクの罪悪感をつき絶望の仮面をつけてしまいます。どうでも良いですが、この仮面つけられたミルクの姿がシュールです。さて、これでエクスプロージョンも使えません。
絶望に沈みかけるプリキュア5を見下ろしながら、ついにドリームコレットを使ってしまうデスパライア様。お若い美女の姿になってしまいます。
こりゃ打つ手なし!に見えます


★最大の危機
とはいっても、なんか危機感を感じなかった私w
ドリームコレットを使ってしまい不老不死、絶対の存在?になったデスパライア様。
実力では圧倒的なカワリーノさん
さらには最大の技すらミルクが絶望させられ使えない
確かに危機に見える。

ただ、メタな視点で語ることになりますが、これで敗北っぽい雰囲気になるプリキュア5じゃないw実際、この次の48話、49話の展開がそれを現しています。
では、そのあたりを大きく二つのポイントに分けてだらだら書いてみます



★根本的に絶望を理解していなかったカワリーノさん
絶望の信奉者にして執行者。5における絶望をある意味、デスパラ様以上に体現していたカワリーノ氏。
ナイトメアの敗北の一因は彼自身にある。

この感想でも述べたように、彼は根本的に何かを勘違いしてたのだと思う。
彼は絶望の力とやらを信じていたし、人を絶望に導く上手さは凄かった。まさに絶望の使い手だった。
でも、彼は絶望の本質を理解していなかったのだと思う。恐らく彼の中で絶望とは希望とは対極の位置する究極の負の感情。一度、そこに陥ったら出て来れない泥の様な闇と思い続けていたに違いない。

ですが、プリキュア5における絶望と希望は相反する関係ではあるが対極に位置する関係ではない。
むしろ裏表。希望と絶望はカードの別個のものではなく、同じカードの表裏の模様のようなものだ。

23話24話、何度も語ってきたトラウマ回が全てを語っている。
プリキュア5が絶望したのはなぜか?自分達の大切な絆が切れようとしたからだと私は思っている。
プリキュア5が絶望を打ち破れたのはなぜか?自分達の絆を取り戻そうと奮起したからに他ならない。
真に絶望が究極の闇なら一度落ちたら這い上がって来れないだろう。でも、24話を見れば分かるように、彼女達は絆の為に絶望もすれば、そこに希望も見出す。希望も絶望も絆の強さゆえに陥った感情なのだ。

希望は絶対の存在ではないが、絶望も絶対の存在ではありえない。人の思いの天秤の両端に過ぎない。

要はカワリーノ氏は絶望を過大評価していたのだ。24話で一度はプリキュア達に勝利し、彼女達を絶望に堕としたが、彼女達が這い上がってきた時にもう少し考えるべきだったのだ。だから、まったく同じミスをこの終盤でまた犯してしまう。
っていうか、一度は絶望の仮面破られてんだから、ミルクにつけたぐらいで油断するなといいたいw


そして絶望を信奉しながら絶望の意味を理解していなかった彼は、最後の最後で大きな不幸にぶち当たるのです




★ドリームコレットを使わなかったからこそ良かった
言い間違いではありません。正直、初めて47話でデスパラ様がこれ使ってくれたときにはガッツポーズをしてしまったwプリキュア5の物語はやはり正しい道を選んでくれたと喜んだものですw

ドリームコレット。なんでも願いを叶える夢のようなアイテム。
かつてブラッティさんはコレットは力のある者、ナイトメアこそが相応しいと言ってました。これはある意味で正しい。こういう過程なくして結果だけを得るアイテムは、それこそ中身も努力をせずに結果だけを得ようとしていた道化達、ナイトメアにこそ相応しい。
その意味では、これで願いを叶えようと頑張っていたプリキュア達もある意味、道化と言えるだろう。最終局面までは彼女達もメタな視点で見れば愚者の一面があっただろう。でも、この最終決戦直前で彼女達はコレットの呪縛からやっと逃れることが出来たと私は思っています。


プリキュア5のテーマは夢です。もう何度も書いたものですがw
各々が夢を追ったり見つけたりする物語、それがプリキュア5でした。では、夢の達成こそがプリキュア5の求めたものか?
「ココの夢を叶えたら、自信が持てる気がする。そうしたらきっといい未来が拓けると思うんだ」(11話)
それは違う。プリキュア5とは夢という目標に向かって自分をより良く変えていくことを望んだ少女達の物語であるはずです。
夢という未来へ向かって努力し、悩み、戦い、そして同じ志を持つ仲間達と励まし合いながらも進んでいくのが彼女達の輝かしさの源。

その輝きに泥を塗る可能性があったのが、このドリームコレットだ。このアイテムはその輝かしさを経ずに、夢という結果のみを彼女達に与えようとしていた。
それはどういったことか?
「入学する時、あなたは決意していた。女優になるのが最優先!友達ができなくてもかまわない、って…」(23話の悪夢のうらら)
仲間も作らず、内的成長もせず、ただ夢だけを手に入れた悲しい姿。即ち、ナイトメアが23話で見せた悪夢の中の彼女達そのものだ。
のぞみへの友情がないりんちゃん、ただ女優になっただけのうらら、誰かを守ろうとする優しさがないこまちさん、そして自らだけを信じ、孤高に生きるかれんさん。そんな彼女達の姿に強さも輝きあるはずがない。
もし、ドリームコレットでパルミエ王国復興という5ファミリーの共通の夢を叶えたら、彼女達がそうなってしまう可能性が大いにあっただろう。真面目に頑張って夢に向かって進んできた自分達の姿に疑問を抱くのは確実だ。
その方がプリキュア的にははるかに危機と言えるだろう。

でも、ドリームコレットというインチキがデスパライアに使われたことで、この危険は架空のものとなった。
なら、あとは彼女達自身の中身で勝負。中身とはこの一年近くの物語で彼女達が何を得、どんな成長をしたかである。
当たり前ですが、この点、まったくプリキュア5は不安がないw夢に恋に友情に成長、様々なものを得た彼女達の中身・心には不安要素などない。
ドリームコレットの争奪戦に敗れて、残るのは自分達の輝きのみだからこそ彼女達に敗北はありえない。
なぜなら正しい心に力が宿るのがプリキュアという存在だからです。




★イコールではない
大きく上の二つのポイントを前もってぼんやり考えていたから、なんかこの最終決戦は見る前から何となく、ああ、こうなるんだろうな~と漠然と思っていました。で、大体はそんな感じになりましたw逆にGOGOのラスト周辺は個人的には結構、意表をつかれた部分が多かったんですが。

ただ、今見返すと、やっぱドリームコレットをこういう形で処理するしかないと思いますね。初見の時から、これはプリキュア5の物語の根底を破壊しかねないアイテムだなって思ってましたもん

まあ、確かにパルミエ王国滅亡という理不尽に対して、ココナッツミルクがドリームコレットという魔法に王国復興の望みを託すのは当然と言える。
でも、やはりドリームコレットで願いを叶えるのは、のぞみたちの有り様とは正反対といわざる得ない。だから、ドリームコレットでの復興は否定されなくちゃならないものだったのだろうと思う。
まあ、実際、スタッフもそれは分かっていたのでしょう。自分達仲間の夢を語る際「ドリームコレットを渡さない」より「パルミエ王国を復活させる」って台詞の方がはるかに多かったですからw
ドリームコレット=パルミエ王国復活ではないと前々から視聴者にも意識させようとしていたのでしょう。


さて、書くことあんまりないとか言いながら、やっぱりだらだら書いてしまいましたが、次は最終決戦の二幕目の感想に移したいと思います。




続く
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