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5劇場版感想その4 プリキュア5

なぜか最近はまってしまったプリキュアシリーズについてだらだら書いてみようかと思っています。

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私の大好きなシーンがやってきました。
このシーンに偶然に見る事がなかったらプリキュア5を見る事はなく、素晴しい女の子達との出会いもなかったわけです。
いやー偶然って怖いですw
☆オリジナル≠コピー
「それじゃ…それじゃ、頑張って自分を乗り越えなくちゃね!」
笑顔で気合を入れなおすキュアドリーム。それを見て不愉快な表情をするダークドリーム。
「…何それ…どういうこと?」
「あなたを倒して、ここから脱出するってことよ!」
ドリームの言葉に一歩引きつつも強気の黒きドリーム。
「どう足掻いたって、あなたは私を倒す事はできないのよ!私はあなたのコピー。同じ力を持っているのだから」
「それは違う!」
闇夜の遊園地を照らす観覧車のネオンの下、再び激突する二人のドリーム。



★すべてがダークプリキュアにとって好条件?
同じ力を持っている。しかも自分達には疲れるということはない。
さらには友情と言う弱い心も持ち合わせていない。
仮に友情に何かしらの力があったとしても、今のプリキュア5は分断されている。友情に基づいて力を合わせる事すらできないはずである。なら、友情を必要としない自分達のほうが圧倒的。
ダークプリキュア達の優位は覆らないはずである。



☆キュアドリーム
ダクドリの一撃を回避するドリーム。
「私はずっと同じ私じゃないの!」
さらに放たれた蹴りを受け止め、反撃に移る。

「昨日の私より! 一時間前!一分前!一秒前!」

たて続けに放ったパンチは全て防がれている。しかし、一撃の重さは段違い。後退を余儀なくされるダークドリームに蹴りが打ち込まれる。

「そんな私より、もっと良い自分になりたい!」

「うるさいー!」
耳障りな事を語るキュアドリームに対してエネルギー弾を乱射するダークドリーム。爆炎の中に消えた敵を確認しようと煙を払うが、次の瞬簡、彼女は自分の目を疑う事になる。

「私には…私達には叶えたい夢があるから!
 だから頑張って、成長して古い自分を越えていくんだよ」

自分には負けない。純真で気高い意志を表すかのように健在な姿を現すキュアドリーム。
言葉には決意と仲間への信頼。最後の笑顔には未来への希望が満ち溢れている。



★昨日の私を越えていく
「ココの夢を叶えたら、自信が持てる気がする。そうしたらきっといい未来が拓けると思うんだ」(11話)
何も出来なかったからこそ夢を得て自分をより良く変えようとした。
夢を信じ、仲間と絆で結ばれ、未来を意思し続ける事こそ彼女の希望の源。

そんな彼女の前に自らのコピーを名乗る少女が現れた。夢も仲間も未来への希望を持たない自分の姿が現れた。
これでのぞみが発奮しないわけがない。
古い自分を超えていく事こそ、真に彼女が求めていることなのだから。



☆キュアルージュ
ダークルージュの攻撃が猛威を振るう。無数の光の弾がルージュに襲い掛かり、さらに放たれたビームはルージュを追尾する。それを高速と動きで避け続けるルージュに相手は踊りかかってきた。
「自分を超える?そんなこと出来るわけないのに!」
叫びつつ拳を叩き付けるダークルージュ。
「ばかばかしい」
もう一撃を打ち込むが、ここで一方的な展開は幕を閉じる。相手の手首をしっかり掴む情熱のプリキュア。

「…ほんと…また無茶なこといってさ…」
今は離れた場所で戦っているであろう親友にうんざりした口調で呆れる彼女。それは燃え上がる前の一呼吸。
「でも、私も同感だわ!」
掴み相手を回転しつつ投げ飛ばすキュアルージュ。即座に追撃に入る。

「親友が頑張ってるのに、私が頑張らないわけにはいかにでしょ!?」

ダークルージュは踏み止まりはしたが、勢いをつけた相手の一撃を受ける。
ここに攻守は逆転する。



★以心伝心
いつも考えなしに突っ走る危なっかしい幼馴染。
彼女を助けたい事こそプリキュア覚醒の動機であり、それは今でも変わっていない。

「無理じゃないよ。五人一緒なら無理なことなんて何もない。何でも出来るんだよ」(24話)
「だけど、のぞみ見てると、ふと思う事があるんです。ココたちのためにプリキュアになって、みんなの先頭に立って、すごいなって…本当にやりたい事って、あんなふうに頑張れる事なんだなって…私ものぞみみたいにやりたいを見つける事ができるのか、自信なくて…」(42話)

そんなりんも夢を大切にし、仲間と夢を目指すのぞみの姿に影響されていく。
大切な親友は常に前を向いて頑張り、成長してる。
なら自分も彼女のように成長したい。共に夢を見たい。
だから、今も違う場所で同じ思いで戦っているであろう親友を思い、同じ気持ちで自分も戦う。

個性も考えも違う仲間達が同じ思いや考えを共有するようになる事。以心伝心。
これに場所や距離は関係ない。
別々のところで戦っていようと、彼女達に気持ちは一つです。



☆キュアレモネード
レモネードも反撃に移る。
レモネードフラッシュが放たれるが、ダークレモネードにとっては余裕に対応できるものだ。
一回転してダークネスフラッシュを放ち、自分の目の前に障壁を作り上げる。レモネードから放たれた輝く蝶の群れは行く手を阻まれ爆発する。
爆風の中で、相手の技まで完璧に防いで見せたダークレモネードは勝利を確信しただろう。

だが、その確信は背後からの一言で霧消する。
「私、そろそろ失礼します」

振り向いたそこには顔を汚しながらも自信に満ちた表情をしたキュアレモネードの姿があった。
はじめて驚きと焦り、そして恐怖を混ぜ合わせた反応を見せる闇の戦士。

「…ドリームが呼んでいるので!」

今までも、そしてこれからも女優を目指し続けるであろう少女はこの難局においても輝きを失わない。



★夢
ナイトメアの怪人達には常に夢を馬鹿にされた。
悪夢の中の自分には仲間との絆を否定された。
そして今戦っている自分の瓜二つの相手からは他人を喜ばせるのはくだらないと言われた。
そして敵に限らずオーディションに落選したり方向性で悩んだりと、決して順風満帆な道のりではない。

「みんなでやれば何とかなるなる!みんなで成功させようよ!だって、うららの初ステージだもん!」(12話)
「二つのお仕事は夢って言葉で繋がっている。だから、どっちでもうららが頑張った分はきっとみんなに届くと思うよ」(20話)
「うららの夢は絶対叶うよ!」(24話)

そんな自分を応援し続けてくれている人がいる。仲間を作り、自分を迎えてくれる場所を作ってくれた人がいる。
だから、自分は夢を諦めないで頑張れる。仲間のためにも頑張り続ける。
ドリームという言葉には夢と仲間。自分にとって大切な二つの存在への思いが込められているのだろう。



☆キュアミント
ミントに格闘を挑むダークミント。しかしミントは巧みに避けては距離をとる。
守る力、何の役にも立たないと評した力を打倒し切れない。その苛立ちが言葉と行動になって噴出する。
「いい加減に倒れたらどうなの!?」
ダークネススプレッドが再びミントに襲い掛かる。

「…わたしは!」
迫り来る緑の弾幕、いや自分とは正反対の力を行使し続ける自らのコピーを見つめ立ち向かおうとするミント。
ピンキーキャッチュが光り輝き、先ほどのミントプロテクションとは正反対の小さなバリアを作り上げる。キュアミントの意思の如く、スプレッドを全て防ぎきるピンポイントのバリア。

「私はみんなの思いを、大切な気持ちを守りたいの!」

ダークミントは一瞬だが硬直する。
それは攻撃を完全に防がれた事への驚きか、オリジナルの守りたいものへの揺るがぬ気持ちを感じ取ってしまったからか。

「貴女は守りたいものはあるの?」

守る力でも攻める力かではない。その力で守りたい何かがあるのか?
そんなものなどあるはずがない。僅かな迷いを振り払うかのようにダークミントは再びオリジナルへと向かう。
「…馬鹿にしてんの!?」


★プリキュア
ダークは仲間なんかどうだって良いでしょう?と言う。常に誰かの守ろうとする姿をコピーの際に覗いたからだろう。それが馬鹿らしく見えたのだろう。
でも、これは彼女にとって正当で自然な行為。損でも自虐でもない。

親友・仲間・そして大切な人。
彼女は常に様々な人に支えられてきた。
「それがこまちの優しさよ!私が一番よく分かっているわ!」(24話)
「一緒に夢を追いかけよう!」(24話)
「だから、だから…夢を諦めるなナツ!」(16話)

支えてくれる人たちがいるから自分も支えたい、守りたい。
それは極々普通な感情であり、何も彼女だけが特別抱いてる感情でもない。

ただ、多くの人に支えられているからこそ、彼女の力は強大になるだけの話。
心に力が宿るプリキュアという存在が正しく顕現してるだけのことです。



☆キュアアクア
「自分を超える?口だけなら何とでも言えるわ!」
ダークミント。優秀な能力を持つキュアアクアから作られたコピー。故にダークたちの中で最も自信を持ち、他者を必要としない存在だろう。

ダークアクアはロッドを召喚し、雷をアクアに落とす。防ぎ切れずに悲鳴を上げるアクアにダークは余裕の態度で語りかける。
「まだやるの?さっさと諦めたほうがいいのに」

だが、アクアは踏み止まる
「諦める事なんてできないわ」

まだ諦めない相手にダークアクア首をかしげる。そしてアクアは一つの質問をする。
「貴女、友達はいる?」
余裕を崩さないダークアクア。この場にそぐわない質問にも悠然と答える。
「そんなものはいらないわ。貴女を倒すのに、私一人で十分だもの!」
自分への絶対的な自信。他者に対する優越感。そんな自らを完成された存在と自負する者。

強者でありながら、隔離された世界に停滞するダークアクア。彼女にかつての自分を見出したキュアアクアは静かに、穏やかに語る。

「私はいるわ…一緒に笑ったり、泣いたり、喜んだり、悲しんだりできる大切な友達が…
 一人で十分でなわけない。そんなんじゃ成長できないわ!」


過去の自分と決別すべく前に進むキュアアクア・水無月かれんを月は静かに見守っている。



★仲間
ダークプリキュア5の中にもっとも自分を見出したのはキュアアクアだろう。
他者を信用しない。一人でも頑張れる。
そういう感情に支配される事は確かにあった。

でも、今の彼女は孤独ではない。
「でもね、一つだけ私と同じところ見つけたんです。お父さんとお母さんが大好きなところ」(6話)
自分に素直になることを教えてくれた女の子をはじめ
衝突するが互いに認め合った年下のケンカ友達
既に夢を定め、健気に頑張る後輩
時に自分を支えてくれる親友
そしてパルミエ王国の人たち

本当に信頼できる仲間を手に入れた。もう孤独の殻をかぶる必要はない。
素晴しい仲間達を得た結果、自分が如何に変われたかをかつての自分に証明するために戦う。




★一騎打ちだからこそ負けはない
成長・夢・仲間・絆・希望
これらの輝きを彼女たちは以心伝心、共感し合う。

それらの輝きが彼女達の心にしっかりと刻まれている以上、たとえ分断されようと彼女たちは気持ちを一つにして戦える。
今も戦っているであろう仲間達の為、目の前の自らのコピーを超える為に共感しあった輝きを力に出来る。
だが、ダークプリキュア5は己の力のみで戦わなければならない。

分断の末の自らのコピーとの一騎打ちとなったプリキュア5。だが、今の彼女達のとってこの状況で敗れる要因は何一つないと言える。



★5の長所を詰め合わせたシーン
もうですね、このシーンは何度見たか分からない。まあ、お菓子の国のキスシーンも何度見たか分かりませんがw私はとてもこのシーンが好きです。まあ、この3分ちょっとのシーンとの出会いが私をプリキュアへと導いたので、私にとっては特別な意味があるシーンです。
さらに本編見てから、このシーンを再視聴するとさらに好きになる。

このシーンの素晴しさところは、第1回の感想でもYes!プリキュア5!の長所が凝縮されている点でしょう。
夢や成長、仲間に絆。これらのプリキュア5を象徴するキーワードを5人の個性にのせて表現させる。
5人が流れるように反撃を開始する展開と共に彼女達の素晴しさとは何なのか?彼女達の輝きの源は何なのか?それを否応なしに視聴者に届けていく様は圧巻と言わざる得ない。

また本編を見てると感慨深いシーンでもあります。
ダークたちの言っている事は23話のトラウマ回の悪夢たちと同じ事です。ですから、悪夢とダークは同じそれぞれの暗部を表現したキャラと言えるでしょう。
(ただし23話の自分自身と言える悪夢と違い、コピーであっても別に行動した時点でオリジナルとは別の人格になったと私は思っております。ですから、ある一人に関しては別の展開がおきたと)
ダークたちはあの時の悪夢たちと同じ様に孤独を尊び、絆を汚そうとします。それは23話と同じ流れでしたが、今回は同じ結果にはならない。それは24話での彼女達が再び結んだ絆の強さと、その後の彼女達の心的成長の証明と言えるでしょう。

さらにプリキュア5らしい特徴である以心伝心をこれ以上なく発揮された時でもあります。
5人はそれぞれ違う鏡の世界に閉じ込められますが、志と思いを共有しピンチを乗り越えていく=絆を証明していく。
5の11話でのぞみとココから始まった心の共有が、24話の絆の再生を経て、ここまで成長したかと思うと中々来るものがあります。

そういえば同じ劇場版でも先輩格たるMHやSSではケンカや同士討ち等、相手と直接的な交流によってその絆を表現していましたね。
一方、鏡の国では離れた場所に孤立しても以心伝心、同じ思いで試練を乗り越えていくと言う形で絆を表現しました。
同じ絆を描くにしても対極の展開で演出する。このあたりも5シリーズの数ある特徴のひとつと言えるでしょう。




続く
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