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ドキドキ感想 仲良くしたいという欲求(5話)

なぜか最近はまってしまったプリキュアシリーズについてだらだら書いてみようかと思っています。

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「うそ!キュアソードってあの子なの??」

個人的にはシリーズ構成の脚本家さん4連続が終わってひと段落ついた感じの第5話でした。
今回はまこぴー回でしたが、六花さんや前回のありすほどは踏み込んだ話は少なかったイメージですね。

で、今回は短めで主にマナの感想になります。
☆簡単なあらすじ

とりあえず、ありすからキュアソードがまこぴーらしいとの情報を受け、TV局のまこぴーの元へ。
で、マナはまこぴーに直接突撃しますが、彼女を怒らせてしまい、落ち込みます。
彼女のマネージャーさんから彼女の真剣さを聞いて、マナは彼女に謝ろうと考える。

しかし、そんなこんなで今週のジコチューが発生。中々強くて3人はピンチ。そこへソードさんが現れ撃退。

謝れなかった事をマナは自宅に戻ってから悔やみますが、そこへマネージャーさんからまこぴー握手会の券をもらいます。で、そこで彼女に謝って、しっかり手を握ります。というとこで終わり。



★マナの欲求

で、今回の個人的な見所はマナの突撃→玉砕のシーンですね。
真剣なアイドル活動の最中に踏み込んで来たマナを怒るまこぴーは正論だし、至極当然のことを言ってるから、これに関しては特に言う事なし。

問題はマナ。
マナは握手さえすれば誰とでも仲良くなれると思っていたらしい。
そして同じプリキュアとなら、簡単に仲良くなれると思っていたのだろう。

仲良くしたいから突撃した。仲良くしたいから握手した。
ここはマナを考える際に重要だろう。
まこぴーに対しての非礼に関しては置いておいても、やはりマナは「自分がそうしたいから」行動する女の子なのだろう。その「そうしたい」気持ちの強さがマナの日頃の行動力や今回の暴走の根底にあるのではないか?

前回の苛められていたありすを助け、レトロヤンキーと対することになった時
「私、自分じゃ敵わないからって、年上に頼るような卑怯者じゃないもん」
と啖呵を切った。彼女は卑怯者にはなりたくないという理由で明らかに危険な相手に対しようとした。
これは彼女の正義感の現われではあるが、一方で卑怯者にはなりたくないと語っている以上、そういう自分でありたいと彼女は考え、行動しているのだろう。

つまり卑怯者にはなりたくないという彼女の欲求が、あのシーンの核にあったのではないだろうか?
そして今回もマナはまこぴーと仲良くなりたいという欲求から暴走してしまった。

こう考えると、上にも書いたように彼女の日頃の善行や今回のまこぴー突撃→仲良しになりたいも自らの欲求や理想ゆえの行動と見ることも出来るだろう。人にとって自然な事であるから、これが悪いわけではない。


しかし、このドキプリという作品。少しでも自分を優先させたい事を考えると、それだけでジコチューの魔の手が伸びてくる怖い世界です。しかも、今までジコチューになった人たちを見れば分かるように、根っからの悪い人ではない、自制できる人がほんのちょっと思ってしまったことが見逃されない世界観です。

何となくですが、マナがジコチュー的には一番の好素材と見ることも可能なのではないでしょうか?



続く
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2013/03/04(月) 23:57:57 | 1977年生まれのオタク人生
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